プロローグ
真・恋姫無双〜最強の軍師〜
〜プロローグ〜
かつて、漢の時代に、ある巫女が天からの声を聞いた。
『天より純白に輝く服と漆黒に輝く服を着た1人の少年が流星に乗って舞い降りる。』
そして、巫女が告げたとおりに少年は流星に乗って舞い降りた。
少年の名は、北郷一刀。
現世では、聖フランチェス学園に通っていた男子生徒。
文武両道で、生徒会長を務めるほどの生徒。ワールドハイスクールスチューデント・クイズ王決定戦で見事ワールドチャンピオンになるほど頭脳がズバ抜けている。
特に、チェスや将棋など、戦術・戦略を得意としている。
そんな彼、北郷一刀は、とある者達に異世界に飛ばされた。
そこで少し、問題が起きた…
〜貂蝉side〜
貂蝉「あ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!もう!どんだけ書類溜め込んでいるのよ左慈ちゃんは!!」
左慈「うるせえぞ貂蝉!!そんな紙屑なんかその辺に流れている川に流しとけば良いんだよ!!」
于吉「そう言っていると、また上司に怒られますよ。私の愛しい左慈」
左慈「いつ俺がお前の愛しい人になったんだ!!」
ここは、数多な世界を管理する者達による場所。
この部屋では、私・左慈ちゃん・于吉ちゃん・卑弥呼の4人で特定の世界を管理しているわ。
貂蝉「それにしても、卑弥呼遅いわね〜」
お茶を飲みながら待つ。
卑弥呼「今帰ったぞ…」
貂蝉「お帰りなさい卑弥呼…どうしたのよ元気ないわね〜」
卑弥呼「いや〜〜ちと困ったことになっての〜」
左慈「どうしたんだよ卑弥呼」
卑弥呼「実は今回のご主人様をちゃんと異世界に案内(飛ばす)したのじゃが」
于吉「じゃが?」
卑弥呼「ちょっと手違いで、予定の50年前に飛ばしてもうたわ。が〜はっはっは〜〜!!」
貂・左・于「「「……………はぁ〜〜〜〜〜〜!?!?」」」
〜第3者視点〜
北郷一刀が漢の時代に付き、色々な人達と出会い、笑い、泣き、怒り、嘆き、戦い、悟り、そして恋愛をしたりした。
そんな彼が、ある妖術使いと戦った時に、2つの呪いを貰ってしまった。
その後すぐに彼は姿を消した。
そして、黄色の布や巾を付けた賊達が暴れ始めた頃に、物語が始まる。