主な設定【随時更新】
ヘルサレムズ・ロット(HL)
本作の舞台となっている都市。
3年前の「大崩落」によってニューヨークが崩壊、
その後再構成され、虚無界(ゲヘナ)と現世が交わる異形の都市ヘルサレムズ・ロットとなった。
人類(ヒューマー)と虚無界の住人とが共存して暮らしており、常に霧が立ち込めている。
日常的に超常現象が起きていることもあって治安は極めて悪く、
多数の犯罪者や非合法組織が常に暗躍している。
その中心部は虚無界に通じており、永遠の虚(ウロ)と呼ばれる。
また虚無界そのものはHLが構築される以前にも、
人間の住む物質界(アッシャー)に時折噴き出すように繋がっていた。
外部との交通は関門に限られており、それ以外の場所からの侵入を試みた場合、
全貌が全く掴めないタコのような巨大な神性存在の足に襲われ抹殺される。
正十字騎士團
HLで暗躍する超人秘密結社。
通称「騎士團」と呼ばれる世界規模の組織の一構成部署で、
世界の均衡を保つことを名目に活動している。
その内容は虚無界に纏わる超常現象の鎮静化だけでなく、暴動の鎮圧や各種犯罪の摘発まで多岐に渡る。
その性質上多方面に恨みを買っており、更にその全容は徹底した秘密主義に守られているため、騎士團の実態に迫る情報は極端な高額で取引されている。
様々な分野の特技を持つ構成員がHL各地で活動している。
戦闘要員には昔から化け物退治を生業にしていた人間が多い。
悪魔喰い(デーモンイーター)
虚無界の住人を捕食して支配し、人間をやめた者を悪魔喰いという。
食べた虚無界の住人の力をそのまま自分の力として使うことが出来る。
また身体能力も飛躍的に向上し、人間離れしたものとなる。
普段の見た目は人間と変わらないように見えるが、
魔神の眼で視てみると体内に取り込んだ悪魔の特徴が外見に現れて視えるようだ。
魔神の眼
魔神サタンから双子の兄の視力と引き換えに雪男に移植された眼。
視力や動体視力に極めて優れているだけでなく、
高度な幻影を見破り、悪魔喰いのオーラを見分けることもできる。
更には他人の視覚の支配や一度目にしたものの追跡、
相手が過去に目で見た記憶を引き出すなど、視覚に関して全能と言えるほどの能力を持っている。
使いすぎると眼が高熱を帯び、ヒビが入ることもある。
プロスフェアー
チェスに類似した虚無界のボードゲーム、物質界にも愛好者が存在する。
ゲーム進行によって駒が進化し、また複数の盤で試合が展開する「戦域拡大」、
場にある駒全ての属性を変化させる「宣誓」などのルールがあり、
極めて複雑な内容になっている。プレイヤーの実力が拮抗するほど複雑さが増し、
加えて時間が経つ程に指数関数的に難度が上がる。
13王
HLで知られる人類の領域を遥かに超えた魔術や能力を持つ存在の中でも、
とりわけ厄介な13人の総称。
八候王(バール)
通称8王。虚無界にいる悪魔の王族のこと。
光の王ルシフェル 時の王サマエル 火の王イブリース 蟲の王ベルゼブブ
氣の王アザゼル 水の王エギュン 腐の王アスタロト 地の王アマイモンが存在する。
魔神サタン
虚無界の住人の中に存在する悪魔達の頂点、悪魔の神様。
八候王の父親であり、青い炎を操る。
雪男に魔神の眼を与えた張本人である。
人狼局
ライブラと協力関係にある諜報専門組織。
チェイン含む女性の人狼が多数在籍している。