第2奏NGシーン
「ジョジョ、ダニーの事はもういいね?」
「はい…僕も急に知らない犬が走ってきたらビックリすると思うし、気にしていません」
「そういうわけだ。ディオ君、レイ君……ちょっと変わった子だが、どうかセレネと仲良くしてやってほしい。」
そう言ってジョースター卿は、「ほら…」と言ってセレネを俺達の方へ押す。
セレネは姉さんの傍へ近寄り、「宜しく、お姉ちゃん!」と言って姉さんと握手をする。
……と思いきや、姉さんはセレネの両手を掴み、セレネへズイッと距離を縮めていきこう言った。
「私のことは“お姉様”…と、呼んではくれないの?」
「え゛?」
月「はいカットォォオオッ!!ちょ、レイ!!あんた何言ってんの!?」
「ほらセレネ、早く呼んで頂戴……“お姉様”と。」
そう言いながら、姉さんはセレネの両頬を優しく包み込み、自身にセレネの顔を向け、顔を除きこむ。
「へ…?何言ってるのお姉ちゃ…「“お姉様”よ」お、お姉ちゃ「“お姉様”」お姉ち「お ね え さ ま」お……おねえさま…?」
「そうよ、お姉様よ。もっと呼んで頂戴セレネ」
「おねえ…さま…」
「セレネ…」
「おねえさま」
「セレネ」
「お姉様」
「セレネ」
「お姉様!」
「セレネ!」
「お姉様ッ!!」
「セレネッ!!」
「姉さんいい加減にしろォォオオッ!!!」
一体なんなんだこの流れは。
月「マインドコントロールって恐ろしい……」
終われorz