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ティムは、自分のデスクに、シャープペンシルを何度も叩いていた。
少し彼に苛立ちがあった。
少し、部屋の水道でうがいをする・・・。
上は任せてくれたが、実際の所、内戦終結の記事の原案は、ベテラン達が記事の原案を書いていて、
ティムの意見は後回しだったからだ。
ベテランのスタッフフにあれこれ意見を記者会議で文句をつけていたが、
完全にベテランの意見を優先して、文句をつけれなかった。
実際にティムのまだ弱い部分の政治についての意見が対立していて、
もっと解りやすい記事にすべきのティムの意見は、政治の市民の意見や混乱を優先して、
これからの国への希望をとゆう、ベテラン記者の意見に押されて、
ティムは、そんな中、暖房のきいた室内から窓を見て、自分の椅子を離れると、
そのまま観葉植物とかの置いてある、室内の窓の所に向かった。外は寒い。
ティムは、綺麗に拭いたばかりのガラス窓にそのままなんとなく息を吹きかけた。
窓に息が白く曇る。そのままティムはその白く曇った部分に、指で、
バカやろう
と文字を書いた。そのままディスクに戻り、自分の情けなさに、
近くにある自分の過去書いてきた記事の書類を力一杯壁に投げつけた。
バカやろう
ともう一度くりかえす。アフィーが階段を登って、記者室に入ってきた。
アフィーは「まだ、こんな所にいたのか。もうすぐ部屋の電気が落ちるよ」
「自分が情けなくてね。いい記事にできると思って、1時間も考えていたんだ。そうゆうなら帰るさ」とティム。
帰り際にアフィーが、
「ああ。そうだ。内戦の記事の少しの枠に、君のゆう、父の命を奪った、ベルカのパイロットと、
ベルカの友人の事についてを記事にしてくれるそうだよ」そう言った。
「どれくらいの長さだよ?」ティムは驚いてそう言う。
「少しの枠だが、君の内容はまとめてくれるそうだよ」そう言って、立ち去る。
ティムは、何故かその場でふっきれたのだろうか、
ウスティオは生まれ変わり、ベルカにも幸福を
軽くそう言って、笑顔を浮かべた。
そのままティムは椅子にもたれかかり、少し目を閉じた。
掃除係のおばさんが、ティムに、
「明かり消しときましょうか?」と言う。
ティムは少し嬉しそうに、
「いや、いい自分で消すよ」と言った。
その数分しばらくして、記者室の電球の電源を落として、暗くなったその場を後にした。
新聞は、1週間後、販売されて、多くの読者は記述を知る事になった。