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ウスティオの内戦の終結がウスティオの町ルーメンで、
反政府と政府軍の代表者が会見しつつあった。
ウスティオの多くの代表者がルースに到着しつつあった。
多くの人が調印式を見ようと詰めかけていて、解放され飛行機に揺られ、
両代表がルーメンへ向かってきた。
ルーメンの小高い丘から見ると、多くの人々を確認できる。
ルーメンの町の人達は会見の時間を気にしながら、口々に言った。
「内戦は終わったのか」
TVの記者が多くが車に乗ってきて、歴史的な会見の様子を取材しようと詰めかけていた。
ティムは、仲間達とともに、このTV中継を国民とともに釘付けで話題をしていた。
代表者が飛行場に降り立つ。厳重な警備の元、代表者、
政府代表ピークと反政府代表プスマティとの会見に臨んだ。
長い会談の後、両代表が記者会見に臨んだ。
無数のフラッシュの中、ピークとプスマティの両代表の演説がはじまる。
この演説は、ウスティオの国民全員が知ることになる歴史的会見だ。
ティムはそのTV中継のない会談の時間に新聞局の食堂の近くの一室で少し泣いていた。
「この会見の記事を書きたいかね?」新聞局の編集長が言った。
「新聞局の全力を入れ、私達が書き終えてみせます」
「並大抵の記事ではいけない出来事だ。私としてはベテランに頼みたいが。
君の意見はどうかな?アフィー」
「ティムなら書けるでしょう」
「じゃあ、記事の一意見の枠だけはお願いしてみようかな」
「夢のようです」ティムは、涙を拭いて答えた。周りの仲間はティムの少し声が少し小さく感じた。