蜃気楼の見える海街〜自由と友愛〜
7月の暖かい日。
大学の図書コーナーで関心ある本を読み漁っていた千夏は、
次の講義を受けるために知り合いが教室移動しているのを見て、
自分も次の同じ講義を聞くため、知り合いの後をついていった。
講義は情報の講義で先生が黒板に新しく勉強する情報学を黒板にチョークで
解かりやすく説明していた。大学で習ったのは情報学についてで、
千夏はそれをノートにまとめていっていた。
情報学の考え方をまとめた本が出版されたのが新しい。
(情報学として情報の犯罪の実務等は人間には向いていない傾向にある。
サイバー犯罪を調べるにも向いていない。そのための対応としてコンピューターが進歩しているが、コンピューターを使った犯罪はこわくなり、
もし人間が国がなくなり、文明社会でなくなれば、情報やサイバー犯罪や情報戦争もなくすべきだと説いている。そのため情報論により、自由と安全なネットの情報管理の考え方による所が大きい等、自由と安全な情報の考え方を情報論で説明している。
国の情報の世界では民間の世界は違う。
回線の規定の民間用等。
超高度な犯罪の防止のため、情報規定を超える実務は非常用の回線の場合だけ適応される。非常事態宣言の場合等。サイバー犯罪の場合のセキュリティー技術の革新。
司法制度と情報秩序の改革のため、時代は新しい情報の規定により、
(第1次情報安全化計画=フェアインフォメーションプラン 情報化社会の危険性にともない情報管理の実務上の負担を減らすためなど情報省が行った改革。情報安全化政策の一つの要で司法制度向上や民間のセキュリティ分野の技術向上。プライバシーの保護、全メールコミュニュケーションと通信の正常化、パソコンの読み込みの早さ確保のためのウイルスなどへの安全化、セキュリティ半導体など。コンピューターの故障や異物混入の場合の実務、高度化への対応。全システム実務の向上と安全化。全システムの80%の安全化目標を達成する事を理想とした。
情報文化の考え方等の進歩や情報犯罪への安全化の技術力向上や情報犯罪への司法制度の考え方やセキュリティー実務向上のため、危険と認定されるなサイバー科学犯罪や危険とされる科学力の安全化のための情報公開、危険とされる物理犯罪や完全犯罪、公開できる古くなった情報犯罪等の実務などの情報公開に踏み切った改革。日本でなく国内で外国の情報実務を手本にした改革で情報倫理会に提出され、議論は1部非公開ののち承認された。そのため情報のプライバシーや規定要綱を優先する派と利益優先派の間で対立が起こった。
報道されなかった事も記録して保缶している所の記録局の設置。1流の話題だけでなく、情報が公平に記録できるための実務の問題もあるが、
ネットクラスの場合もあるので情報の記録のルールもある。1でない場合は公開はされないが、実務上の問題もあるので記録局で保存している。Youtubeとかで公開している場合も多い。情報回線の買い取りの禁止。
非常事態宣言のクラスに当てはまる場合しか通信やメール等の通信を阻害できないよう
になった。
通信改革や情報の秩序や自由化等のために行った改革で民主主義において情報レベルにもよるが、直接の規定ではないが情報安全化により国民クラスの国内の情報の基本的な情報制度の国民への国内の管理規定の情報要綱は基本は実務上の場合として、実務 情報管理 安全保障 社会保障 情報規定 司法秩序 通信規定 ソウシャルネットワーク 非常用 プライバシー 人権と民主運動の権利 実務テロのしかたない場合も含めての記録 に基本は限定し、要綱はセキュリュティにより判断されるが、セキュリュティでの情報テロへの司法規定。セキュリュティがAIの場合、判断が原理主義となる場合の問題もある。司法規定は国民の要綱でなく安全保障、その他等にするや実務や要綱実務や人にもよるがソウシャルネットワークの実務(ソウシャルネットとしてAIが情報を処理して伝えるのは情報管理の基本。犯罪の場合わかりやすいように回線のランクわけや画像表現技術)ソウシャルネットの他、社会保障の人生の補助から保障。
AIの情報実務プログラムの犯罪などのための安全化。
や情報規定等の要綱以外の回線数の統一化や非常用回線、情報管理での犯罪の禁止、情報管理における管理でない記録などの技術力の向上。国民にたいしていきすぎた情報テロの禁止 スパイや情報テロの場合 民主運動の権利 情報テロに対する情報マフィアに対するガイドラインの場合、思想や言論の自由、プライバシーの保護等は直接の管理でないので保障。その上の要綱の考え方として、管理の場合、規定要綱はしかたないが情報統制に繋がる場合があるとゆう議論や、
上の要綱に国際秩序などがあげられるが、それくらいの人の政治の動きによる場合、ヨーロッパなどを目指すため連邦になる場合の実務として国際化の場合の友好国の交流や国際規定にのっとり
両国での国際秩序の緩和なども国家でなく国どうしの新しい要綱で民主的な国の方針としてあげられる意見の場合もある。2国間などの民主的な新国家樹立などの場合。
LINEは友達とか仕事のメール専用。ネットは社会批判、民主運動が多くあり、意見、遊び、ネットのホームページのアドレスとかたくさん載っていて、交流などの他、情報要綱にもとずいた情報規定の情報や社会保障などそれぞれの情報要綱の回線のアドレスのVRメール通信。
サイバー犯罪への対応のためテクノロジーの安全性によるテクノロジーの進歩の方向性。セキュリティー技術向上。この分野はCPが規定を守る等実務上守りやすいので、プライバシー保護や犯罪等の実務の保障のためのたてまえでないCP管理技術力向上。ホログラム等。国内でのCPの管理。判断の議論は人間でCPに規定上触れないか等診断 。物理犯罪のグラフィック化(その分、統治が怖いとの意見も)*判断。サイバー犯罪は基本的には禁止。理由によりサイバー情報や要綱に触れる場合の補償や議論。情報制度や要綱を守れるのはCPなのでその技術革新。1線を越える場合、そこまでのサイバー犯罪に対する場合等の記録等。
情報管理の技術力向上や考え方、原理主義は採用していない。
普通の国民の情報犯罪のクラスは国家の直接の監視規定にはあてはまらない。情報の司法秩序の原理採用等。情報の世界に民間の情報の世界と、国の情報の世界をわけ、国の情報の問題の世界等は統一しているので、情報犯罪も民間の世界。情報管理には技術革新が図られてる。(前の情報安全化計画の一つ。1世代だけに公開した統治方式を採用し、民間の情報犯罪への情報規定と、地球が統一されたので、1時期に国民の場合に対して、全国統治方式でなく、州ごとに違う。国民の情報の意識により、幅を広げてはいかなくてはならないが、基本的な種類として。
回線をクラスごとにするなど、
情報省では通信の安全化、自由化やネットの全国化を推進している)
高度な情報犯罪がなくなったため、規制や手続きの難しいのも減った。
受付もコンビニからもできるが、メールや電話での受付や登録も対応等簡単にしてくれるようになった。
情報制度が進歩して、安全さや生活の助け合いや人間的な繋がりも多く見られるようになった。科学より人間愛が戻り、情報管理のルールとして主に東京等で連絡がとれやすい、地方での対応が難しい、情報管理は犯罪と結びつかないよう等、実務上の問題のため、
多く東京の下の課がある。
ただ安楽死が認められている沖縄等は別。
ネット犯罪への対応のネット安全課の設置、メール対応等。
情報のIot利用
著 AI論 Aiお進歩のあり方について、CPの優れている点は計算力 記憶力 実務事務等でもっと優れている点に優先的に利用していく考え。
セキュリュティ安全分野 計算 情報サイバー犯罪への記録等で活用すべき考え。
その他 著 情報安全化論 21世紀の新しい情報管理のあり方と考えかたについて。ネットの通信の安全化と自由化の考え方と理論。国家のない新しいネット文化のあり方、高度化する情報化社会への安全化のための安全な理想の技術のあり方や科学の方向性の議論等)J・マイケルの、司法における正しい情報秩序とシステムのありかたを読んでいた。これはAIの情報制度の議論にマイケルの知識や考え方をいれて議論したもので、
(情報犯罪はたえず進化しすぎている。人間の判断では、理解しずらい場合のそれぞれの正しい秩序。公開できる実務。人間は情報安全化の1流の世界には適していない。だから知識等にあわせたもの。あまり高度化しても危険化や全員がついていけないもので逆に危険と述べている。
J・マイケルは、人間は常に合理的な情報を求める傾向にある。情報化社会において、情報の高度化は激しく、大変、犯罪において危険であり、
そのための情報管理の技術力の進歩。
また、情報化もインターネット等にかぎり、それぐらいなら、民間なら、大した情報化にならないと述べ、
それより国際間の問題で情報化の怖さが生まれると説明し、管理が生まれると指摘して、
自由制や権利において、守らなければいけない人間とゆう観点から基本的に考え、情報には様々な使い方があるが、
情報における危険な実務項目、サイバー犯罪における安全性やセキュリティーは不可欠だと考え、危険な項目は、民間には公開すべきとの考えを述べた。
そして、科学犯罪がすべて国に上がった場合、競争相手がいない場合、危険になるものであると書き記している。
また、これからの情報についての安全で正しい、新しい考え方、テクノロジーにより高度化しないとゆう安全な社会への意識、進歩する情報の危険思想への対する考え方。
平和への情報の待望。等が重要である。全ての情報の意識を高度化してもきりがないと述べた。
基本的な情報の民主主義のルールを上げ、平和維持。民主運動。等の項目を設け、
民間における、安全性は、もっと進歩していかなければいけないと述べており、科学や機械の高度な発達での競争は、安全性の面で適していないとし、
情報における安全性は、急激に変化する少しの利益、一部の政治や時代によって妨げられてはいけないと指摘した。
項目別に意見を考えると、進歩において、文系と理系で考えると理系の進歩は簡単であり、文系の進歩は難しい物と述べている。
J・マイケルは、情報の競争化である時代として、理想の安全な情報の形は、まだ成り立っていないと述べている。情報の司法の考え方と実務で、
情報の犯罪を議論できるのは司法ではなく行政であるが、考え方が行政にかたよる問題等の問題もある。情報犯罪は裁くという考え方ではない)その他、管理社会も問題点にも触れている。
マイケルは、負の管理社会の人間の人生をチンパンジーの牢獄に例えて風刺した。
情報が高度になる事により、人間からCPの世界になり、負の点も多く生まれる、
そしてまた、人間の力学や危険な科学は、20世紀を頂点が理想だとすべきと主張し、
情報の理想はネット等を除けば、民主主義において、情報規定を守るにあたり、
情報は21世紀を頂点とすべきだと述べている。
国民の決まりとして、民主主義的な情報の考え方と思われがちだが
情報に民主主義的とゆう実務的な事は関係なく、
個々の判断における事であり、考え方を政治的な分野に移行して考えがちだ、
ただ、権力者における大まかな表現として、暴君はあてはまりやすい。
それは、国際間の政治や犯罪のある21世紀より、現実的に過去でも未来でも情報の1流は人間のよい考え方によって作れると説いた。
まだ、科学の進歩により、科学による考えの進歩による。
情報の理想はまだ見つかっていないと考えた。
人間の民主主義は、民間の考えは、たてまえで実際の所、全員に1流の実力がないから、情報に左右されやすい。
しかも数の意見はかえって正当な意見の妨げになりやすい。そこが民主主義の負の点で、
限られた情報の上に成り立っていて、知らず知らずの内に人間は情報に左右され支配されている事を指摘している。
つまり、人間の意見は優秀な意見や考えについていく物で、たえず、実際、人間は、正しい情報の認識が薄い場合、
人間の自由制を求める上で、情報が高度化し危険になっていくと述べたが、自由制により仕方ない点であり、それについての議論も必要であり、
現代における民主制の議論は、十分に必要で、安全性を構築する上で十分な問題はないと主張し、
情報や物事においては、人間によっては、ついていかざるおえない状態になっていく物で、
それで正しい判断を求めなければいけないし、その判断は環境とともに変化していくが、
ついていけない理由や個々の考えが違いすぎて、結局は、数の判断にたよるえざくなる。
そして、その意見が危険になると、知識がなく、遂行できないため、民主主義の腐敗に繋がりかねないとの考えである。
ただ、そのような難しい考えはかえって危険であり、文明の理想をいちがいに国家に求めるのは誤りだとの考えも書き記し、
国家とは人間が組織を形成する上で成り立った物で、巨大化しすぎる物だから、
大きな組織でなくても運営できる理想は州の方が適していると意見を述べた。
州は外交とゆう問題がなく、内政として捉えるから、外交に対してのシステムが成り立っていれば、十分に成り立つものであるが、
ただ現実的に、その議論は、なかなか民間が1流でないと議論しにくく、独断的な判断に頼りかねない部分もあり、
その点は、形だけ合理性を追求した考えであり問題で、
人間が知能ばかりを優先して求めると、より高度な社会になり、考え方が危険になると、社会全体が情報も含め危険化する物だと指摘した。
実際に人間の求める情報は、ネットやコンピューターであり、ハッカーなんて一部で、多くは、利用されていない。
情報も利益のため、なりふり構わず国際化すると、政治に左右され、情報が怖くなる。
情報管理についても述べると、日本は、全てのセキュリティーの管理を中枢として、行政と全て連携している。
その中枢が、合理的になると、情報統制化になる。そもそも、新しい技術を取り入れるべきだと考えた。
そして問題をクリアする技術の奨励をした。
また、情報化社会の知能の高度化は、社会全体の危険化を生む事を指摘して、必ずしも良いことはなく、把握が大切だと述べる。そのための技術を生み出す事と説いた。
危険化の例として、つまり、高度化すればそのような世界であり、高度化しなければそのような世界だからである。情報の民主化は危険な時期もあり
統一しての情報化社会の落ち着いた民主化を目指した。(安全化により危険化がなくなり、落ち着いて静かな世界で、手続きもサインだけでの手続きが多くなった)
大学が休みになって千夏は同じ大学の教授の家を訪ねるため、海沿いの町に自転車で向かっていた。
百合もよく大学の研究チームの一員として期待されていて、
教授とプライベートでも付き合いがあって、
その日は大学の情報学の講義の本を返すために教授の家を訪ねることになった。
空は白いカモメが円を描きながら飛んでいて、1・2回まうとそのまま飛んで行った。
海岸の家の近くは多くの海鳥がいて、騒がしい声を出していて、海街にはたくさんの気球が飛んでいた。
千夏は近くのコンビニでドリンクバー式の販売機にお金を入れて、
出てきた紙コップにメロンソーダを入れて飲んだ。
それからイチョウの木が生える道を抜けると邸につく。
黄色い煉瓦の洋風建築のジャコビアン装飾の家はアイビーのツルと葉で緑におおわれている。
教授はそうとうの勉強家で日本最高の京都大学を卒業して、人生を保障されているエリートでこの海街の大学の講師をしている。ネット情報論は彼が出した本。
趣味はスカイダイビングだ。
今の仕事は楽で気に入っているらしい。
千夏はインターホンを鳴らした。
「正面からでなくて今庭にいます 家の反対側に回ってください」
千夏は庭に回った。
教授の庭は透明なガラスのドームのビニールハウスは半分植物園になっていて、温室になっている。エアコンで温度完備がなされていた。
植物に水を上げた後、
教授はその植物園のビニールハウスで椅子に座り机でタイプライターで論文を真剣に考えている彼の姿があった。紅茶を飲みながら、温室の庭のドームとビニールハウスでは彼の飼っている様々な蝶が目につく。
「借りていた書物を返しにきました。今度でも大学に来る時でもよかったのですが、返せる距離なので今日伺いました」
「ありがとう。せっかく家に来たのだから何かごちそうしてあげよう今日は休みなので」
「じゃあこの書物は返します。いろいろとありがとうございます」
靴を脱いで、家に上がらせてもらう。家の入口には熱帯魚が飼われた水槽が置いてあって、家に上がると彼の部屋にとうされた。
彼の部屋はコローのヴィル・ダヴレーのカバスユ邸やモネのサンラザール駅やレンブラントの夜警等の絵の模擬品が飾られていて、その横にカレンダーが掛けてあった。
家では教授の5歳の息子が友達と家庭用のファミリープールで遊んでいた。
「彼は息子さん・・・」
「ええ」
そんな中、教授の案内された部屋で、息子さんの成長した教授と映ってる写真を見つけた。
「写真の息子さん、あの息子さんのお兄さんですか?」
と教授の妻に尋ねると、妻は寂しそうに、
「本当の息子は死んだの。あの人の悲しみを少しでも紛らわそうと思って、死んだ息子のクローンの息子をもらったの。彼も幸せなのよ」
老夫婦の妻はそう言った。
千夏は気を使って、「ごめんなさい、そんな事聞いちゃって」
「いいのよ」
と妻は答える。
「絵はお好きなんですか?」
「休日は絵を書いている事は多いよ」
先生は仕事のペースアップさせて論文を書くのを途中でやめて論文の仕事を1時間で終わらせた。
「昼食はとった?」
と彼の奥さんに尋ねられて、
「いえ」
と答えた。
そのまま二人で近くのファミリーレストランに行って昼食をとった。
「最近はネット文化も進歩してきて、情報学専攻の自分も考えさせられる事が多いよ、それにホント最近の日本製のパソコンは使いやすいかな、読み込みも早いし、作動不良がなく壊れにくいし、僕の若い頃はウイルスに少し感染したくらいでパソコンはダメになっていたけどなぁ。サイバー犯罪の伝わりやすさでグラフィック化して教えてくれるのもいい」
「ファミリーレストランでメニューって何でもいいんですか」
「ああなんでもいいよ、今日休みだけども予定がない。話する人がいなくてね・・・」
「人生って素晴らしいですか?私毎日退屈で」
「この世界はもともと素晴らしい。僕が思うに人間の人生は皆、1流の映画のようなものだよ」と言った。
その日は千夏は教授と一緒に会話で盛り上がって過ごした。
帰りに自転車でマグロの海洋養殖場が広がる。数の少なくなってきた、マグロの遺伝子や生殖細胞も保存している。環境案のおかげで汚れのない美しい海辺には蜃気楼が立ち込めていて、浜辺の町を映し出して水平線上に広がっていた。空はハングライダーやパラグライダー多く飛び、気球も多く飛んでいて、海はヨットが多く、
海岸を多くの子供達がビーチで遊んでいる。海を見ると蜃気楼が見える(人工の島に太陽光発電のソーラーパネルが多くある)
千夏は自転車をこぐのをやめて蜃気楼を眺めていた。