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2人役人が総理室の扉をノックした。
「失礼します」
総理室に入ると、役人が、
「総理、今大丈夫ですか」
「構わんよ」
「日本の今年度の予算についてですか」
「何かね」
「日本の財政は今、危機的状態です。
そのため1部の上流階級の人間でない人間は、
この状態を維持する事はできません
国民には、仮想現実で隔離して管理するのをもっと義務ずける必要があります。
数を増やせないでしょうか・・・」
別の部下が、
「確かに、このような事を無くすなら、日本も超大国より、ニュージーランドくらいの国を目指さないといけないでしょうね、しかし国民や上の意識が・・・」
少しの沈黙の後、
「そうする方向でいこうかな・・・」
「それとディナーはどうしようかな高級レストランで食事でもどうかね
おいしい店があるんだ」
総理は言った。