蜃気楼の見える海街
5月の暖かい日
大学の図書コーナーで関心ある本を読み漁っていた百合は、
次の講義を受けるために知り合いが教室へ移動しているのを見て、
自分も次の同じ講義を聞くため知り合いの後をついていった。
講義は情報の講義で先生が黒板に新しく行った情報学を黒板にチョークで
解かりやすく説明していた。大学で習ったのは情報学についてで、
新しい情報制度とは関係はないようだ。
公式ではないが考え方の基本的な考えとして有名で、考えをまとめた本が出版されたのが新しい。
司法制度と情報秩序の改革のため、時代は新しい情報の規定により、
(第一次情報安全化計画=フェアインフォメーションプラン 情報化社会にともない情報局が行った改革。情報文化の考え方等の進歩や情報犯罪への安全化の技術力向上や情報犯罪への司法の発達を目的とし、情報やサイバー犯罪への司法向上のため、公開できる危険なサイバー科学犯罪等の情報公開に踏み切った改革。情報倫理会に提出され、議論は1部非公開ののち承認された。
通信改革や、情報の秩序や自由化等のために行った改革で民主主義において国民の常識的な要綱として、思想や言論の自由 安全保障 情報秩序 情報規定 プライバシーの権利 民主運動等 技術力向上による情報の発達により数十年ごとの改革を目標とした。基本は主に実務と情報管理 通信の安全化やメールコミュミケーションの自由化等を目的とした定義、情報サイバーセキュリティやコンピューターのオートメーション化、情報のIot利用 著 AI論 AIの進歩のあり方について CPの優れている点は計算力 記憶力 実務事務等でもっと優れている点に優先的に利用していく考え。セキュリティ安全分野 計算 情報サイバー犯罪への記録等で活用すべき考え その他様々
著 情報安全化論 21世紀の新しい情報管理のあり方と考え方について、
ネットや通信の安全化と自由化の考え方と理論、国家のない新しいネット文化のあり方、高度化する情報化社会への安全化のための安全な理想の技術のあり方等)
司法制度改革は司法の3権分立を掲げた3権は審査権 司法行政権 司法権の3つで、
裁判所は審査権にあてはめられ、最高裁は議論の場で、司法権は主に行政や司法の犯罪やサイバー犯罪の記録を主にしている。
大学が休みになって直人は同じ大学の教授の家を訪ねるため、海沿いの街に自転車で向かった。
百合はよく大学の研究チームの一員として期待されていて、
プライベートでも付き合いがあって、
その日は大学の情報学の講義の本を返すために教授の家を訪ねる事になった。
空は白いカモメが円を描きながら飛んでいて、1・2回舞うとそのまま飛んでいった。
海岸の家の近くは多くの海鳥がいて、騒がしい声を出していて、
海街にはたくさんの気球が飛んでいた。
百合は近くのコンピ二でドリンクバー式の販売機にお金をいれて、
出てきた紙コップにコーヒーをいれて飲んだ。
それからイチョウの木が生える道を抜けると邸につく。
黄色い煉瓦の洋風建築のジャコビアン装飾の家はアイビーのツルと葉で緑におおわれている。
教授はそうとうの勉強家で日本最高の京都大学を卒業して、人生を保障されていたエリートでこの海街の大学の講師をしている。
今の仕事は楽で気に入っているらしい。
百合はインターホンを鳴らした。
「正面からでなくて今庭にいます 家の反対側に回ってください」
百合は庭に回った。
教授の庭は透明なガラスのドームとビニールハウスの半分植物園になっていて、
温室になっている。
植物に水をあげた後、
教授はその植物園のビニールハウスで椅子にすわり机でタイプライターで論文を真剣に考えている彼の姿があった。紅茶を飲みながら、温室の庭のドームとビニールハウスでは彼の飼っている様々な蝶が目に付く。
「借りていた書物を返しにきました、今度でも大学に来るときにでもよかったのですが、返せる距離なので今日伺いました」
「ありがとう。せっかく家に来たのだから、何か食事でもごちそうしてあげよう、
今日は休みなので」
「じゃあこの書物は返します。いろいろとありがとうございます」
靴を脱いで、家に上がらせてもらう。家の入口には熱帯魚が飼われた水槽が置いてあって、家に上がると彼の部屋にとうされた。
彼の部屋はコローのヴィル・ダヴレーのカバスユ邸やモネのサン=ラザール駅等の絵の模擬品が飾られていて、その横にカレンダーがかけてあった。尋ねると、
「絵はお好きなんですか?」
「休日は絵を書いている事は多いよ」
先生は仕事のペースをアップさせて論文を書くのを途中でやめて
論文の仕事を1時終わらせた。
「昼食はとった?」
と彼の奥さんに尋ねられて、
「いえ」
と答えた。
そのまま二人で近くのファミリーレストランにいって、昼食をとった。
「最近はネット文化も進歩してきて、情報学専攻の自分も勉強させられる事が多いよ、それにホント最近のパソコンは使いやすいかな、読み込みも早いし壊れにくいし、僕の若い頃はウイルスに少し感染してぐらいでパソコンはだめになっていたけどなぁ」
「ファミリーレストランでメニューって何でもいいんですか?」
「ああなんでもいいよ、今日休みだけど予定がない。話する相手がいなくてね・・・」
その日は百合は教授と一緒に会話で盛り上がって過ごした。
帰りの自転車で
海洋養殖場が広がる環境案で汚れのない透き通る美しい海辺には蜃気楼が立ち込めていて、浜辺の街を映し出して水平線上に広がっていた。海岸を多くの子供達がビーチで遊んでいる。
百合は自転車こぐのをやめて蜃気楼を眺めていた。