世界の車窓から
雲ひとつない晴天の中、和弘の車は1面の果てしなく広がる田園風景の
葡萄畑の1直線上に伸びる1本道の道路を車で走っていた。
広大な畑にはいくつものスプリンクラーが立っていて放水をしている。
和弘の車は開閉式で昼なので開けていて自動運転にして太陽の光が当たって気持ちよかった。
車から見える山岳地帯は藻のバイオ燃料の地下プラントで大量生産しているため
山岳地帯に湯気が立ち込めていた。
葡萄畑の緑色の風景が車の外の一面を覆っていた。
CO2問題のため地上にある大気正常局からは大気中の温室効果ガスだけを取り除いて空気や大気正常もしている。
綺麗な空気にして、その他オゾン層保護等。
工場から大量のフロンや温室効果ガスを地下道と連結して排気ガスも大気正常局に
送っている。(長い管を空気は圧力の高い所から低いところへいく性質があるため
この方法で運んでいる。もっと主は二酸化炭素やガスを液体化して地下管で運ぶ方法である。高濃度のガスには安全対策がとられている)
そのため、大気正常局の多くの熱を取り除いて冷却の空気を排出している、大気正常局のファンが回っている。
排気ガスやスモッグがないため夜は満天の星空が広がる。
海水を真水に変え、多く供給しているのは
砂漠地帯に多くみられ、多くの水を供給している。
和弘は車に涼しい風が窓から吹き込んで気持ちよかった。
友達は身を乗り出してふざけている。
和弘はかけていたGreen dayのCDに飽きて、
チャンネルをラジオに切り替えた。
今日のニュースは・・・ブチッ・・・あ〜のねぇ簡単な英語の使い方・・・ブチッ
・・・今週の最高のヒット曲・・・
和弘は車に乗ってそのまま駅に向かっていた。
連休を使って北海道へ遊びに行く予定だ。
葡萄畑はまだ果てしなく広がっている。
だが時間がたつにつれ
別の風景に変わっていく。
道の横には無人の販売機があったり牧場があったりする。
(日本が新しく打ち立てた2つの課題。1つは日本の環境案。
洗剤の植物油製の義務化と汚水浄化剤の導入。燃ないゴミの処理問題、
多く製品に強化木材を使う事等の義務化。その他金属原子の保存。処理可能な素材の開発等。
日本の農業生産の向上のための政策の農業プランテーション案。
米の生産だけでなく、野菜 果物 煙草 天然ゴム等の新しい生産を実施する、
農業生産案。
休懇地を買い取り、農地をプランテーション化することにより、効率よく
農業生産の大幅な向上を目的とした政策で日本の農業は生産すればするだけ国民に提供できる農業の共産化政策とプランテーション化政策。農業と商業の通貨価値が異なるので食材も生産を上げれば品物も安くなる、農業通貨を発行している。銀行で農業通貨から商業通貨への交換も可能。外食とか商業通貨。生産を上げれば食べれる農業の共産的考え、
この考え方は自分 著 新農業共産論に書かれた農業の考え方である。
そんなこうなするうち駅に着いて、そこで友達と別れた。
駅は教会のようなレンガずくりで多くの汽車が駅にある。
駅の天井は白いレンガずくりになっていて、
和弘は車を駅の近くの駐車場にとめて、切符を自動改札口から買う。
北海道へ向かう列車に乗る。
寝台特急だ。
「おなかすいたな・・・飯でも食べよう」
和弘はまず食事をとろうと食堂車に向かう。食堂車の席に座って、
パンのマーガリン付きとハンバーグとワインを飲んで簡単な食事をした後、寝台特急の寝室に寝転んですぐ寝てしまった。
そして朝、目を覚ますと自分が列車にのっているとすぐ感じる。
ガタンゴトンと揺れる。
窓から車窓を眺めると、寝台特急にのった時とは違って、
一面の銀世界だった。
2匹のカモシカが列車とともに走っていた。
草を食べているカモシカも見え、和弘の列車の線路が曲がるときに確認できる
「後何時間で函館の駅に着くだろうか」
和弘は自分の袋から時計を取り出して時間を確認する。
もっていた時刻表から北海道駅に到着する時間を調べた。
「11時頃には着く」
朝食をすませると、ふたたび体を横にする。
夜の車窓の空は美しい、
ベッドに横になりながら子供の頃はよく天体観測をしていたと子供の頃の天体観測の星の思い出を振りかえっていた。
11時30分
列車は北海道駅に着いた。
それから乗りかえして、函館から札幌へ向かう。