「さぁ今日も派手にいきますか！」

「だからこれ以上地下室に悪魔(ペット)を増やすなとあれほどッ…！！」

「うちの妹に何か…？」

「なんでお前らだけ魔法擬き使えんだよッ！？」

「だから人前で尻尾出しちゃ駄目でしょッ！？めっ！！」


誰かマトモなツッコミ要員はいないのか……。

「来ちゃったよ虚無界；」

「皆まで傷つけたのは許せないよね」

「皆を救えるなら…俺は、この力を隠すのをやめる」

「覚悟は良い？」

「さぁて、どちらへ進もうか」

半悪魔の少年は、一体どちらを望むのだろう。
「悪魔として倦むことなく力を奮う」のか、
それとも「人間として悪魔の力のみに頼らず生きる」のか

「Es ist Showtime！！(さぁ、楽しいショーの始まりだ！)」

「何をやってるんだ…兄さん……；」

「さっちゃんのえっち」

「なんで掛かってきた奴の着信だけサラリーマン体操にしてんだよッ！！」

「お前らこんな時に喧嘩するんじゃねぇッ！！」

「……正夢にならなきゃいいけど」


複雑な子供達の気持ちが交差する京都編、始まります。

ある所に、悪魔と人間のハーフとして生まれてきた姉妹がいた。
その姉妹はまるで合わせ鏡の様に、
姉は黒い尻尾、妹は白い尻尾と正反対に生まれてきた。

「そんな正反対なモノクロ姉妹の悲喜劇、これより開演致します。
辺りが暗くなりますので、足元に御注意下さい。
もしかすると、人間である貴方に悪魔が近寄ってくるかもしれませんからねぇ。」

そう言ってメフィストは妖しい笑みを浮かべる

「呉々も、誤って悪魔を蹴飛ばさないようお願い致します。
それではいきますよ？アインス・ツヴァイ・ドライ☆」

モノクロの番外編や作者の気に入ったスレ集など何でもアリなものを載せていきます。